Amazon Fire HD6を購入してみた
6インチタブレットの時代、来てますね。
左からiPad3(9.7インチ)、miix2 8(8インチ)、Kindle Fire HD6(6インチ)、Kindle PaperWhite(6インチ)、iPhone5c(4インチ)
電子書籍が大好きで、既にKindleで400冊くらい購入してます。自炊した本も2000冊くらいあります。そんな自分ですが、未だにこれだ!という端末に出会えていません。
10インチモデルは大判マンガや専門書を読むのに最高ですが、いかんせん大きすぎて持ち歩く気になれません。8インチは良い線行ってますが、片手で持ちつつページめくりはちょっと辛い。4インチのスマホサイズになると、リフローが効く小説はともかく、コミック類はかなり辛い。
というわけで6インチくらいがベストだと思うのですが、従来この領域は「ファブレット(大判のスマートフォン)の領域だったわけです。ファブレットいいんですが、何しろ値段が高い。気軽に手が出せる価格帯で、6インチモデルはないものか…と常々思ってました。
そこに颯爽と登場したのがFire HD6。キャンペーン期間で1万を割る破格のお値段でご提供ということで、早速釣られクマーしましたのでレポートです。
同じ6インチのPaperWhiteと比較してみよう
Amazonで6インチといえば、e-inkを採用したKindle PaperWhiteも6インチでしたね。ちょうどどっちも持っているので、比較してみましょう。
左がFire HD6、右がPaperWhite2012。
HD6の方がほんの少し表示が小さいような気もしますが、ほとんど一緒ですね。写真だとわかりにくいですが、ぱっと見の精細感はFire HD6の方が上です(実際、解像度も高いんでしょうが、それ以上に液晶とe-inkでは液晶のほうがコントラストがパキっとしている感じですね)
拡大したイメージ。こちらがHD6。
こっちがPaperWhite。
小説のフォントもくっきり明瞭…ですが、ちょっと文字間がところどころおかしい感じがします。バージョンアップで直るかな?
こっちはPaperWhite。小説ならこっちの方が読みやすいかも。
手に持った感じだと、ボディの横幅はFire HD6の方がややスリムで、反対に厚みはやや厚い、といった感じです。
HD6は幅が狭いので、このようにぐっと握りこんで持つと安定します。背面が結構滑りやすいので、中途半端な持ち方をするとツルッといきそうで不安。
対するPaperWhiteは、ベゼルが太いこともありこう持つのがらくちん。本体も軽く、背面も滑りにくいので、あまり落としそうな感じがしません。
小さくてもカラー。小さくてもタブレット。
何だか微妙にPaperWhiteに軍配が上がりそうな雲行きですが、Fireのウリはなんといっても小さいながら汎用タブレットである点。
やっぱりカラーは迫力が違う!
バックグラウンドでネットラジオ流しながら読書したり…
Silkブラウザでpixiv三昧したり…
地図アプリとかも使えます!(GPS付いてないけど…)
6インチくらいだと、QWERTYよりフリック入力が快適ですね!(切り替えてどちらも使えます)
とまあ、1万というお値段を考えれば驚異的なコスパではないでしょうか。安物特有のもっさり感とかありませんし、タッチの感度も(アレなWin8タブレットに比べれば)まあまあ快適ですし。
どんな人にオススメ?
う~ん、これ微妙に悩ましいですね。多分、スマホ(特に5インチクラスの大型モデル)を使ってる人にとっては、あんまり有り難みないと思います。
あたりが買うと幸せになれそうな気がします。ただ高齢者の方はもっと大きめの端末の方が操作しやすいかなー、という気もしますが。
なんだかんだでこの気負わずに持ち出したくなるサイズは魅力的なので、自分的にはもうしばらく使い込んでみたいと思います。